トラボプロスト
トラボプロストはFP受容体に選択的に作用するプロスタグランジンF2α誘導体の点眼薬です。房水の流出を促進して眼圧を下げ、緑内障や高眼圧症の治療に用いられます。
トラボプロストはプロスタグランジンF2α誘導体の緑内障・高眼圧症治療剤としてノバルティスファーマ株式会社より販売されています。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(トラバタンズ点眼液0.004%、ノバルティスファーマ株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
眼の中では「房水」という液体が常に作られて排出されることで眼圧が保たれています。トラボプロストは排出側の「排水路」を広げるように働き、房水の流れを良くすることで眼圧を下げます。
平易に言うと
トラボプロストはFP受容体に対して選択的に作用するフルアゴニストであり、房水の流出経路のうち、ぶどう膜強膜流出経路からの房水の流出を促進することで眼圧下降効果がもたらされます。
詳しく
トラボプロストはFP受容体に対して選択的に作用するフルアゴニストであり、房水の流出経路のうち、ぶどう膜強膜流出経路からの房水の流出を促進することにより眼圧下降効果がもたらされると考えられています。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
FP受容体に働きかけ房水流出を促します
- 眼の中では「房水」という液体が常に作られて排出されることで眼圧が保たれています。
- トラボプロストは排出側の「排水路」を広げるように働き、房水の流れを良くすることで眼圧を下げます。
- トラボプロストはFP受容体に対して選択的に作用するフルアゴニストであり、房水の流出経路のうち、ぶどう膜強膜流出経路からの房水の流出を促進することで眼圧下降効果がもたらされます。
- トラボプロストはFP受容体に対して選択的に作用するフルアゴニストであり、房水の流出経路のうち、ぶどう膜強膜流出経路からの房水の流出を促進することにより眼圧下降効果がもたらされると考えられています。
ターゲット:FP受容体(プロスタグランジンF2α受容体)
FP受容体は眼のぶどう膜強膜流出経路に発現しており、ここにプロスタグランジンが結合すると房水の流出が促進されます。この経路を活性化することで眼圧が下降します。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 緑内障、高眼圧症
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(トラバタンズ点眼液)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
- トラバタンズ点眼液0.004% 医薬品インタビューフォーム(2021年7月改訂 改訂第12版)
ノバルティス ファーマ株式会社
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。