リラグルチド(遺伝子組換え)
リラグルチド(遺伝子組換え)は2型糖尿病を対象とするGLP-1受容体作動薬(ヒトGLP-1アナログ注射液)です。血糖値に応じてインスリン分泌を促進し、グルカゴン分泌を抑制することで血糖降下作用を示します。
リラグルチド(遺伝子組換え)は2型糖尿病を対象とするヒトGLP-1アナログ注射液(皮下注射)です。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(ビクトーザ皮下注18mg、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
食後に血糖が上がると、体は「インクレチン」というメッセンジャーを送って膵臓(膵β細胞)からインスリンを出させます。リラグルチドはそのメッセンジャーの役割を長く続ける「代役」で、血糖が高い間だけ膵臓の働きを助けます。
平易に言うと
リラグルチドはヒトGLP-1アナログで、GLP-1受容体を介して作用します。血糖値に応じてcAMPを増加させ、インスリン分泌を促進するとともに、グルカゴン分泌を抑制します。自己会合により緩徐に吸収され、アルブミンと結合することで代謝酵素に対する安定性を示し、作用が持続します。
詳しく
リラグルチドはヒトGLP-1アナログであり、GLP-1受容体を介して作用することによりcAMPを増加させ、グルコース濃度依存的にインスリン分泌を促進します。さらにグルコース濃度依存的にグルカゴン分泌を抑制します。自己会合により緩徐に吸収されること、アルブミンと結合して代謝酵素(DPP-4及び中性エンドペプチダーゼ)に対する安定性を示すことで、作用が持続します。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
リラグルチドが自己会合とアルブミン結合で1日効く仕組み
- リラグルチドはヒトGLP-1アナログであり、GLP-1受容体を介して作用することによりcAMPを増加させ、グルコース濃度依存的にインスリン分泌を促進します。
- さらにグルコース濃度依存的にグルカゴン分泌を抑制します。
- 自己会合により緩徐に吸収されること、アルブミンと結合して代謝酵素(DPP-4及び中性エンドペプチダーゼ)に対する安定性を示すことで、作用が持続します。
- リラグルチドはそのメッセンジャーの役割を長く続ける「代役」で、血糖が高い間だけ膵臓の働きを助けます。
ターゲット:GLP-1受容体
GLP-1は生体のインクレチンホルモンで、膵β細胞からグルコース濃度依存的にインスリン分泌を促します。本剤はこのGLP-1受容体を介して作用し、cAMPを増加させます。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 2型糖尿病
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(ビクトーザ皮下注18mg)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
- リラグルチド(遺伝子組換え)|国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部
国立医薬品食品衛生研究所
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。