アピキサバン
アピキサバンは血液凝固のカスケードで第Xa因子を直接阻害する経口抗凝固薬です。心房細動に伴う脳塞栓症の予防などに広く使われています。
アピキサバンは非弁膜症性心房細動患者における脳塞栓症予防に用いられる経口FXa阻害剤です。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(エリキュース錠2.5mg、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
血液凝固のカスケードは「ドミノ倒し」のようなものです。アピキサバンはそのドミノが倒れる途中で重要な1枚(第Xa因子)を押さえて、その先のトロンビン生成と血栓形成を抑えます。
平易に言うと
アピキサバンは外因性および内因性の血液凝固経路の収束点である第Xa因子を直接阻害します。これによりプロトロンビンからトロンビンへの変換が抑制され、フィブリン形成が抑えられることで血栓ができるのを防ぎます。また間接的な抗血小板作用も示します。
詳しく
アピキサバンは外因性及び内因性血液凝固経路の収束点である第Xa因子を阻害することにより、その下流のプロトロンビンからトロンビンへの変換を抑制し、直接的な抗血液凝固作用及び間接的な抗血小板作用を示します。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
第Xa因子を押さえて血栓を防ぎます
- 血液凝固のカスケードは「ドミノ倒し」のようなものです。
- アピキサバンは外因性および内因性の血液凝固経路の収束点である第Xa因子を直接阻害します。
- これによりプロトロンビンからトロンビンへの変換が抑制され、フィブリン形成が抑えられることで血栓ができるのを防ぎます。
- アピキサバンは外因性及び内因性血液凝固経路の収束点である第Xa因子を阻害することにより、その下流のプロトロンビンからトロンビンへの変換を抑制し、直接的な抗血液凝固作用及び間接的な抗血小板作用を示します。
ターゲット:第Xa因子(FXa)
血液凝固カスケードの外因系・内因系の収束点に位置し、プロトロンビンをトロンビンに変換する酵素です。トロンビン産生を抑えることで凝血の最終段階を制御します。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(エリキュース錠2.5mg)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
- エリキュース®について(プレスリリース)
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。