リバーロキサバン
リバーロキサバンは、血液を固める働きを持つ第Ⅹa因子を直接阻害する経口の抗凝固薬です。血栓ができる過程を抑えることで、血管が詰まるリスクを減らします。
リバーロキサバンは、選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤として、日本では静脈血栓塞栓症の予防・治療など幅広い適応で承認されている経口抗凝固薬です。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(イグザレルトOD錠10mg、バイエル薬品株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
血液が固まる過程は「ドミノ倒し」のように次々と酵素が活性化される連鎖反応です。リバーロキサバンはそのドミノの重要な一枚である第Ⅹa因子を抜き取り、血栓ができる連鎖を途中で止めます。
平易に言うと
リバーロキサバンは第Ⅹa因子を直接かつ選択的に阻害する経口の抗凝固薬です。血液凝固カスケードの中で第Ⅹa因子はトロンビン産生の中核を担っており、これを阻害することでトロンビン生成と血栓形成が抑制されます。リバーロキサバンはトロンビンそのものを直接阻害せず、また血小板に対する直接作用も持ちません。
詳しく
リバーロキサバンは選択的かつ直接的な第Ⅹa因子阻害剤であり、経口投与で効果を示します。内因系および外因系血液凝固カスケード中の第Ⅹa因子を阻害することで、トロンビン産生および血栓形成が抑制されます。本剤はトロンビンを直接阻害せず、また血小板に対する直接作用を有しません。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
血栓ができる連鎖を途中で止めます
- 血液が固まる過程は「ドミノ倒し」のように次々と酵素が活性化される連鎖反応です。
- リバーロキサバンは第Ⅹa因子を直接かつ選択的に阻害する経口の抗凝固薬です。
- 血液凝固カスケードの中で第Ⅹa因子はトロンビン産生の中核を担っており、これを阻害することでトロンビン生成と血栓形成が抑制されます。
- リバーロキサバンはトロンビンそのものを直接阻害せず、また血小板に対する直接作用も持ちません。
ターゲット:血液凝固第Ⅹa因子
第Ⅹa因子は血液凝固カスケードの中心的な酵素で、プロトロンビン(第Ⅱ因子)をトロンビンに変換します。トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変え、血栓形成を促進します。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 成人
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(イグザレルトOD錠10mg/リバーロキサバン)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
- DailyMed SPL: XARELTO (rivaroxaban) tablets, film coated
Janssen Pharmaceuticals, Inc.
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。