メポリズマブ
メポリズマブは好酸球の増加が関与する疾患を対象とするヒト化抗IL-5モノクローナル抗体です。IL-5の働きを遮断することで、好酸球の増殖と活性化を抑えます。
メポリズマブ(遺伝子組換え)は好酸球の増加が関与する疾患を対象とする皮下注射製剤です。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(ヌーカラ皮下注100mgペン、グラクソ・スミスクライン株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
好酸球はIL-5という「成長因子」の指令を受けて数が増え、炎症を引き起こします。メポリズマブはその指令を遮断し、好酸球が過剰に増えるのを抑えます。
平易に言うと
メポリズマブはヒトIL-5に対して特異的に結合する抗体製剤です。IL-5が好酸球の表面にある受容体に結合するのを妨げることで、IL-5による好酸球の増殖作用を抑制します。
詳しく
メポリズマブはヒトインターロイキン-5(IL-5)に対して特異的に結合し、好酸球の細胞表面に発現しているIL-5受容体α鎖へのIL-5結合を阻害することにより、IL-5の好酸球増殖作用を抑制するヒト化モノクローナル抗体です。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
メポリズマブが好酸球の増殖への指令を断つ
- 好酸球はIL-5という「成長因子」の指令を受けて数が増え、炎症を引き起こします。
- メポリズマブはヒトIL-5に対して特異的に結合する抗体製剤です。
- IL-5が好酸球の表面にある受容体に結合するのを妨げることで、IL-5による好酸球の増殖作用を抑制します。
- メポリズマブはその指令を遮断し、好酸球が過剰に増えるのを抑えます。
ターゲット:インターロイキン-5(IL-5)
好酸球の増殖・分化・活性化に関わるサイトカインで、好酸球性炎症の病態に中心的な役割を果たします。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)
- 既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
- 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)注)
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(ヌーカラ皮下注100mgペン)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
- ヌーカラについて|ヌーカラ.jp
グラクソ・スミスクライン株式会社
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。