ブレクスピプラゾール
ブレクスピプラゾールはセロトニン5-HT1A受容体部分アゴニスト、5-HT2A受容体アンタゴニスト、ドパミンD2受容体部分アゴニストなどの作用を併せ持つ抗精神病薬です。統合失調症の治療に用いられます。
ブレクスピプラゾールは非定型抗精神病薬であり、日本では大塚製薬株式会社により販売されています。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(レキサルティOD錠0.5mg、大塚製薬株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
ブレクスピプラゾールは脳の神経伝達のバランスを「調律」するように、セロトニンとドパミンの働きを適度な範囲に整える薬です。
平易に言うと
ブレクスピプラゾールはセロトニン5-HT1A受容体を部分的に刺激し、5-HT2A受容体とアドレナリンα1B・α2C受容体を遮断し、さらにドパミンD2受容体を部分的に調節します。これらの多面的な作用により、統合失調症の陽性症状・陰性症状・認知機能のバランスを整えることが期待されています。
詳しく
ブレクスピプラゾールはセロトニン5-HT1A受容体部分アゴニスト作用、セロトニン5-HT2A受容体アンタゴニスト作用、ドパミンD2受容体部分アゴニスト作用、アドレナリンα1B受容体アンタゴニスト作用およびアドレナリンα2C受容体アンタゴニスト作用を併せ持ちます。明確な機序は不明ですが、これらの薬理作用が統合失調症における臨床的有用性に寄与していると考えられています。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
ブレクスピプラゾールがドパミンとセロトニンを調律する仕組み
- ブレクスピプラゾールは脳の神経伝達のバランスを「調律」するように、セロトニンとドパミンの働きを適度な範囲に整える薬です。
- ブレクスピプラゾールはセロトニン5-HT1A受容体を部分的に刺激し、5-HT2A受容体とアドレナリンα1B・α2C受容体を遮断し、さらにドパミンD2受容体を部分的に調節します。
- ブレクスピプラゾールはセロトニン5-HT1A受容体部分アゴニスト作用、セロトニン5-HT2A受容体アンタゴニスト作用、ドパミンD2受容体部分アゴニスト作用、アドレナリンα1B受容体アンタゴニスト作用およびアドレナリンα2C受容体アンタゴニスト作用を併せ持ちます。
- 明確な機序は不明ですが、これらの薬理作用が統合失調症における臨床的有用性に寄与していると考えられています。
ターゲット:セロトニン5-HT1A・5-HT2A受容体およびドパミンD2受容体
脳内の神経伝達を調節する受容体群です。5-HT1A受容体の部分刺激、5-HT2A受容体の遮断、およびD2受容体の部分的な調節が統合失調症の症状改善に関わると考えられています。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 統合失調症
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(レキサルティOD錠0.5mg)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。