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ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)

キイトルーダ抗悪性腫瘍剤/ヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体

ペムブロリズマブはヒトPD-1に対するモノクローナル抗体であり、PD-1とリガンドの結合を阻害することで、腫瘍に対するT細胞の攻撃を回復させます。悪性黒色腫などのがん治療に用いられます。

ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)はヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体であり、日本ではキイトルーダ点滴静注として提供されています。

本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(キイトルーダ点滴静注100mg、MSD株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。

作用機序

薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。

たとえ話

腫瘍細胞は「PD-L1という停止信号」を掲げてT細胞の攻撃を止めさせています。ペムブロリズマブはその停止信号を遮る盾のような役割を果たし、T細胞が再び腫瘍を攻撃できるようにします。

平易に言うと

ペムブロリズマブはヒトPD-1に対する抗体であり、PD-1とそのリガンド(PD-L1およびPD-L2)との結合を阻害します。これにより、PD-1を介したT細胞の抑制が解除され、腫瘍特異的な細胞傷害性T細胞が活性化されます。悪性黒色腫の方で使用されます。

詳しく

ペムブロリズマブはヒトPD-1に対する抗体であり、PD-1とそのリガンド(PD-L1及びPD-L2)との結合を阻害することにより、腫瘍特異的な細胞傷害性T細胞を活性化させ、腫瘍増殖を抑制すると考えられます。

アニメーションで仕組みを見る

仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。

ペムブロリズマブがPD-1経路のT細胞抑制を解除する仕組み

PD-1受容体(T細胞表面)ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)腫瘍に対するT細胞の攻撃
  1. 腫瘍細胞は「PD-L1という停止信号」を掲げてT細胞の攻撃を止めさせています。
  2. ペムブロリズマブはその停止信号を遮る盾のような役割を果たし、T細胞が再び腫瘍を攻撃できるようにします。
  3. これにより、PD-1を介したT細胞の抑制が解除され、腫瘍特異的な細胞傷害性T細胞が活性化されます。
  4. ペムブロリズマブはヒトPD-1に対する抗体であり、PD-1とそのリガンド(PD-L1及びPD-L2)との結合を阻害することにより、腫瘍特異的な細胞傷害性T細胞を活性化させ、腫瘍増殖を抑制すると考えられます。
PD-1阻害薬(ペムブロリズマブ)の作用イメージ

ターゲット:PD-1受容体(プログラム細胞死-1タンパク質)

T細胞の表面に発現する受容体です。腫瘍細胞が表面に示すPD-L1やPD-L2と結合すると、T細胞の攻撃が止まる「ブレーキ」として働きます。

承認された適応

適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。

Japanでの承認適応

PMDA
  • 悪性黒色腫

公式ソース

このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。

  1. PMDA 医療用医薬品添付文書(キイトルーダ点滴静注100mg)

    独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)

このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。

MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。