セファレキシン
セファレキシンは細菌の細胞壁合成を阻害し殺菌作用を示す経口セフェム系抗生物質です。小児用ドライシロップ製剤を含め、さまざまな細菌感染症の治療に用いられます。
セファレキシンは経口用セフェム系抗生物質であり、日本では富士フイルム富山化学株式会社により販売されています。
本ページの効能・効果および作用機序は、PMDA 公開の添付文書情報(ラリキシンドライシロップ小児用10%、富士フイルム富山化学株式会社)に基づき平易に再構成したものです。用法・用量については医師の処方と最新の添付文書をご確認ください。
作用機序
薬が体の中で何をするかを説明します。用量・副作用・安全性の説明ではありません。
たとえ話
セファレキシンは細菌が「レンガの壁」を築く作業を止め、もろい壁では細菌が守れなくなって壊れてしまうようにする薬です。
平易に言うと
セファレキシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。細胞壁が正常に作れなくなった細菌は浸透圧の変化に耐えられず、最終的に殺菌的に死滅します。
詳しく
セファレキシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し、その作用は殺菌的です。セフェム系抗生物質としてペニシリン結合タンパクに結合し、細胞壁のペプチドグリカン層の構築を阻害します。
アニメーションで仕組みを見る
仕組みを分かりやすくした模式図です。縮尺や形は実際のものではありません。
セファレキシンが細菌の細胞壁合成を阻害する仕組み
- セファレキシンは細菌が「レンガの壁」を築く作業を止め、もろい壁では細菌が守れなくなって壊れてしまうようにする薬です。
- セファレキシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。細胞壁が正常に作れなくなった細菌は浸透圧の変化に耐えられず、最終的に殺菌的に死滅します。
- セファレキシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し、その作用は殺菌的です。
- セフェム系抗生物質としてペニシリン結合タンパクに結合し、細胞壁のペプチドグリカン層の構築を阻害します。
ターゲット:細菌細胞壁合成酵素
細菌が自身の細胞壁を組み立てるために働く酵素群です。この酵素が阻害されると細胞壁が不完全になり、細菌は死滅します。
承認された適応
適応は国によって異なり、変わることがあります。必ず最新の添付文書に従ってください。
Japanでの承認適応
PMDA- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、インフルエンザ菌
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、顎炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、猩紅熱
公式ソース
このページの記述は、以下の記録に遡ることができます。
- PMDA 医療用医薬品添付文書(ラリキシンドライシロップ小児用10%)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
このページは、薬が体の中でどう働くかをやさしく説明するためのものです。使うときの注意は、お手元の説明書か薬剤師さんにご確認ください。
MedUnfold は教育目的のコンテンツであり、医療上のアドバイスではありません。必ず最新の添付文書と医療専門家の指示に従ってください。